東日本大震災と福島原発事故について(5)

のりさんからの返信

「荒川に何か書いて欲しい」というのりさんの一言がきっかけで、このシリーズは始まりました。それに応えて荒川さんも原稿を寄せてくれました。事態は進行中なので今後もどんどん更新していきたいと思います。今回はのりさんからの返信です。

 

のりさんは職場で遭遇した

仕事場(NHKエンタープライズ)でパソコンに向かい『さらばモハメド・アリの時代』という番組の翻訳チェックをしていました。地震の瞬間は隣の机の本棚が"大崩壊"しそうになったので同僚と必死に支えていました。

 

福島原発事故に思う

福島第一原発の5基の原発がトラブルに陥り、しかもその時点での冷却機能が失われているのを見て背筋が凍り付き、「もし、事故が収束することがあったら、これからは原発がなくても暮らせる社会をつくるしかない」と思いました。

これまで電力の多くを原発に頼ってきたわけですが、たとえ想定を越えた津波であったにせよ、1回の災害で「東日本を放棄せざるおえない」ような"種の危機"を
招くのはリスクが多き過ぎます。「より安全な原発をつくるべきだ」との議論も聞こえてきますが、経済規模は小さくしても安全な社会をつくるべきだと思います。

 

 

以上のりさんからのメッセージでした。

皆様コメントをお寄せください。

(大輔)



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