8月28日「1974年のサマークリスマス」トークショー

2016年8月28日(日)、
西荻窪で「1974年のサマークリスマス」についてのトークショーがあります。
ゲストは著者の柳澤健さん、聴き手が主人公のひとりで元リスナーの沼辺信一さんです。
主催は西荻ブックマーク。下記にそのリンクと主催者の口上をご紹介します。
42年目のサマークリスマスを西荻で過ごしませんか?
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

<リンク>

第94回西荻ブックマーク

<以下は主催者の口上です>

日時:2016年8月28日(日)
開場:16時30分
開演:17時
終演:19時(予定)
会場:ビリヤード山崎 2階 (東京都杉並区西荻北3-19-6)
料金:1,500円 (要ご予約)
定員:50名

 

【イベント概要】

ユーミン、《八月の濡れた砂》、タモリ、橋本治、野田秀樹・・・
あの音楽も、映画も、才能も、TBSアナウンサー林美雄が見つけて世に出した。
1970年代、若者たちから熱烈に支持された伝説の深夜ラジオ番組に光を当てた新著『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代』が巷で話題になっています。

 

第94回西荻ブックマークでは、この本の著者でノンフィクションライターの柳澤健さんをお迎えし、なぜ林美雄という存在に惹かれたのか、当時

「林パック」がどのように聴かれたのか、今この時代を採り上げる意味などについて、縦横に語っていただきます。
聴き手は当時の熱心なリスナーで、取材対象として本の成立に貢献した沼辺信一さん。

 

沼辺さんは10年前、西荻ブックマークの第2回イベント「誰も知らなかったロシア絵本」にも登場されています。

本当にいいものは隠れている。だから自分で探さないといけないと林さんは言った。

自分が人知れず埋もれていたロシア絵本を発掘できたのも、林さんの精神に導かれたお陰かも」と沼辺さん。

 

70年代の青春をめぐって繰り広げられるお二人の白熱トークを、

3日遅れですが「2016年のサマークリスマス」にお届けいたします。

 

【出演】

柳澤健(やなぎさわ・たけし)
1960年生まれ。文藝春秋で『週刊文春』『Number』などの編集者を経て独立、
ノンフィクションライターとして『1976年のアントニオ猪木』
『1985年のクラッシュ・ギャルズ』『日本レスリングの物語』
『1964年のジャイアント馬場』などを上梓している。吉祥寺在住。

 

沼辺信一(ぬまべ・しんいち)

1952年生まれ。フリーの編集者を経て川村記念美術館で学芸員を15年ほど務めた。
50歳でリタイアしてからは千葉で悠々自適の日々を送る。
著書は『12インチのギャラリー』、『幻のロシア絵本 1920-30年代』(共著)など。


コメント(2)

ルリマツリ :

はじめまして。残念ながら、このイベントに参加できなかった者です。というのも、この8月28日に『1974年のサマークリスマス』を読みはじめ、まさに林パックの最終日である30日に読み終わったという…。とある雑誌の書評が目にとまっていなければ、未だに林美雄さんが亡くなっていたことさえ知らなかった。
そんな、全く熱心とは言えないリスナーであった私ですが、第2回のサマークリスマスに参加していたという記憶が甦ってきました。石川セリのアカペラを聞いたこと、そして番組関係者からインタビューをされそうになり(極度の人見知りのため)断ったこと。ユーミンはいなかったはず。ハンカチ落とし…は、どうだったろう?
山崎ハコも、石川セリも、自分で選んでアルバムを手に入れた気でいたが、それは大きな間違いだった。映画『フォローミー』だって名画座にまで追いかけて観ることはしなかったはず。林パックの偉大さを今更ながら実感しています。

大輔 Author Profile Page:

ルリマツリ様
コメントありがとうございます。トークショーはほぼ満員の盛会でした。取材した側とされた側が裏話を語り合うという趣向で、興味深いお話をたくさん聴くことが出来ました。「1974年のサマークリスマス」の連載や単行本化をきっかけに当時の資料や写真を掘り起こすリスナーの方もいらっしゃいます。当サイトでも関連情報やイベント情報を折に触れてご紹介して行きたいと思っております。更新の少ないサイトですが今後ともご贔屓に!またのお越しをお待ちしております。

コメントする