資料蔵
お待たせしました。荻大の資料蔵がやっとオープンに漕ぎつけました。
編集長の紹介文にもあったように、うす暗く、かびくさい、蜘蛛の巣が絡んだ倉庫のようにみえますが、ここはれっきとした常設展示室。
荻大にまつわるさまざまな資料が集積・調査・公開される博物館の一室なのです。アラン・レネの記録映画の題名になぞらえるなら、この場所こそは《荻大のすべての記憶》の在りかともいえるでしょう。
資料蔵の展示は、以下のような構成をとっています。
「荻大アーカイブズ」には、いずれ静止画像だけでなく、動画や音声ファイルなども加えていこうと目下計画中。さらに、このサイト名のそもそもの発端になった1975年のオリジナル版「荻大ノート」の実物も、なんらかの形で紹介していきたいと考えています。
ともあれ温故知新。われわれが今日こうしているのも、すべて「あのとき」の濃密な体験があったからこそ、とつくづく痛感しています。
ただ過去をノスタルジックに回顧し、懐かしがるだけではなく、若き日の出発点を再確認して、現在を生きるうえで役立てたいと願っています。昔の自分に叱咤激励される? そういう局面だって、あるかもしれませんね。
(蔵主/numabe)
資料蔵とは何か?編集長の大輔が説明します。
資料蔵とはその名の通り、荻大の過去の資料が詰まった倉庫です。
もちろんただの倉庫ではありません。
常設展を開催している美術館のようなイメージです。
過去の映画、写真、音源、脚本、インタビューなど。
荻大とそのメンバーが関わった様々な催しや作品、その素材などの断片も含めて公開し、歴史的・文化的な価値を再発見していきたいと考えています。
一見かびくさい資料蔵から、実は最も新しい潮流が生まれる・・・と信じています。
蔵主さんはもちろん「あの方」です。
現在、常設展示の一環として「荻大とその時代」という壮大な70年代へのオマージュを執筆中。
メンバーの皆さまにも取材の手が伸びるかもしれません。
そのときは取材を断らないように、ぜひよろしくお願いいたします。
資料蔵の近日中のオープンをご期待ください!!!
(大輔)